祇園祭のちまき 由来と販売期間は?玄関への飾り方と処分方法は?

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日本三大祭りの一つ、京都の祇園祭が7月に開催されますね。
美しく装飾された山や鉾がみられる山鉾巡行は、無形文化遺産にもなっているそうです。
その祇園祭で手に入れたいのが、「ちまき」。
祇園祭に行くならとおすすめされる「ちまき」ですが、そもそもどういったもので、いつどこで販売しているのでしょうか?
今回は、祇園祭のちまきについて、お伝えしていきます。

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祇園祭のちまき その由来は?

「ちまき」というと、笹で包まれたお餅が思い浮かぶと思いますが、祇園祭で販売されているちまきは、食べるものではありません。
外見は食べるちまきと同じなので、食べ物ではないと知らずに買った観光客の人が、がっかりするといったこともあるようです。

祇園祭のちまきは、厄除けのためのもので、災難や疫病からその家の住人を守るために、玄関先に飾るものになります。

 

ちまきの由来

昔、須佐之男命(スサノオノミコト)が宿を探していたところ、蘇民将来という人物が、貧しかったにもかかわらず宿を提供し、手厚くもてなしたそうです。
それに感動した須佐之男命(スサノオノミコト)は、蘇民将来に、「この先、疫病や災いがあっても、お前の子孫であれば守ってやろう。子孫だという目印に、この芽の輪をつけておきなさい」と言ったそうです。
それ以降、蘇民将来の一族は、疫病や災難を除け、代々栄えていったとのこと。
 この「目印の芽の輪」が、現在のちまきのことです。 

また、ちまきには、「蘇民将来子孫也」と書かれた紙(お札)をつけます。
私は蘇民将来の子孫ですよという意味ですね。
 

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祇園祭のちまきは いつからどこで販売される?

祇園祭のちまきは、それぞれの町の山鉾が組み立てられている場所の、横のテントなどで販売されます。
山鉾が組み立てられたら販売が始まるといった状況ですね。
昔は、巡行している鉾の上からちまきが投げられていましたが、危険ということで、
今は行われなくなっています。

 

14日(宵々々山)には、ほとんどの山鉾で販売され始めます。
早ければ13日の昼前からというところも。
毎年、山鉾巡行の先頭をいき、有名で人気の長刀鉾は、13日の昼ごろから販売しているようです。

 

ちまきは、売切れ次第終了となります。

数年前には、笹が不足していて、ちまきの数が少なくなった年もあったそうです。
17日が山鉾巡行、16日が宵山で、16日の夜6時~11時頃は歩行者天国にもなり、たくさんの人でとても賑わいます。
つまり、ちまきも売り切れていきますし、混雑するので、ちまきを買う場所まで移動するのも大変になります。
山鉾でちまきを確実に手に入れたい場合は、 16日(宵山)の夕方まで、できれば15日(宵々山)か14日(宵々々山)に、買いに行かれることをおすすめします。 

 

現在の祇園祭では、「後祭」が復活しています。
後祭では、24日が山鉾巡行で、23日が宵山となります。
前祭に比べると、規模は小さく、山鉾の数も少ないのですが、この後祭でも、ちまきは販売されます。
前祭と後祭では、山鉾もちまきも違ってきますが、前祭でちまきを買えなかった人は、後祭に各町の山鉾を訪れてみるのも、良いのではないでしょうか。

 

また、八坂神社でも7月中は、ちまきの販売がされています。

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祇園祭のちまき 玄関への飾り方と処分方法

飾り方

購入した祇園祭のちまきは、玄関に飾りましょう。
ちまきは、「蘇民将来の子孫だという目印」なので、外から見えるところに飾り、災難や疫病を除けるわけです。
通常は、玄関の外側、軒下に飾ります。
マンションなどの場合は、玄関の内側でも大丈夫ですが、入ってすぐの良く見える場所に飾るようにしましょう。

 

紙袋から取り出してナイロンをはずし、「蘇民将来子孫也」と書かれた紙(お札)がついた状態のちまきを飾ります。
お札が別になっている場合は、特に決まった付け方はないようですので、ご自身でつけてくださいね。

 

処分方法

ちまきは、1年間飾ります。
そしてまた新しいちまきに、交換するのですね。

外したちまきを処分するには、次のような方法があります。

 

・昨年買った山鉾の場所にもっていく
新しいちまきを購入するときに持っていくと、販売場所に返す場所が用意されています。

・八坂神社にもっていく
祇園祭は、八坂神社のお祭りでもあるので、八坂神社や八坂神社の御旅所(四条河原町、高島屋西側の四条通沿いにある)に納めるのも良いでしょう。

・近所の神社にもっていく
遠方の人の場合は、古いお札やお守りを引き受けてくれる、近くの神社に納めても良いです。

・とんどで燃やす
「とんど」が行われる地域であれば、そのときに燃やす人もいます。

 

受け継がれていく伝統行事の祇園祭、山鉾巡行。
そして古くからの由来のある、ちまき。
祇園祭を楽しんで、ちまきを購入し、1年間の厄除けをしていきましょう。
そうして伝統を大切にしていきたいですね。

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