ピロリ菌の除去は必要?ピロリ菌とは

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日本人に多い病気の胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍。
その特集をテレビや雑誌でみかけると、ピロリ菌についても語られています。
「ピロリ菌を除去しよう」といった内容ですね。
ではそのピロリ菌とは何か。
今回は、ピロリ菌の除去についてお伝えしていきます。

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ピロリ菌とは

ピロリ菌は1982年に、胃の中に存在しているのが発見された菌です。
それまで、胃の中は強酸性のため菌も存在できないと言われていたのですが、このピロリ菌は胃の中にい続けられるような特徴を持っていることも、合わせて発見されています。
どうやって感染するかは、まだはっきりと解明されていないようですが、先進国ではなく発展途上国に、ピロリ菌の感染者が多いというデータもあるそうです。
つまり、上下水道などの衛生面が整っていないと感染者がでやすい、と予測されています。
日本では、戦後のまだ設備が整っていなかった頃に感染した人が多いのではないかと言われていて、50代以上の人のピロリ菌感染率は70%以上といった説もあるようです。
逆に、若い世代には感染者は少ないそうです。
ピロリ菌は、一度感染すると、除去しない限りはずっと胃の中に存在し続けると言われています。
 
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出典:http://okamuraclinic.jp/news/pylori

 

ピロリ菌と胃がんや胃潰瘍の関係

ピロリ菌は、強酸性の胃の中に住み続けるために、「ウレアーゼ」という酵素を出します。
このウレアーゼと、ウレアーゼの働きによってできる有害物質が、ピロリ菌を保護して胃の中に存在させ続けると同時に、胃粘膜を痛める要因となるそうです。
つまり、ピロリ菌が、胃粘膜の炎症をおこさせるのですね。
この炎症が悪化していくと、胃潰瘍や、胃と繋がっている十二指腸の潰瘍、胃がんに繋がっていくことが分かってきています。
胃潰瘍になっている人の約80%が、ピロリ菌に感染しているというデータもあるそうです。
ただ、ピロリ菌に感染していると必ず胃潰瘍や胃がんになる、ということではありません。
ピロリ菌に感染している人の内、そういった病気になる人の確率は、約5%というデータもあるそうです。
今現在、胃の痛みや不調を感じているのであれば、ピロリ菌に感染しているかの検査や、ピロリ菌を除去することを、専門医に相談されると良いのではないでしょうか。

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ピロリ菌の除去方法

ピロリ菌を除去するには、抗生物質と胃酸を抑える薬を7日間飲みます。
その1か月後に、ピロリ菌の除去ができているかの検査をします。
1回目の服用で、除去に成功する場合もあれば、失敗するときもあるそうで、成功率は約80%とされています。
これは、分かりやすく言うと、合う、合わないがあるためですね。
薬の種類はいくつかあって、1回目の服用で除去できなければ、違う薬の組み合わせを試すといった流れになります。
2回目での成功率は90~95%とされています。
また、ピロリ菌の除去は、胃潰瘍などの病気になっていると、保険が適用されますが、そうでなく、ただピロリ菌を除去するとなると保険の適用がないそうです。
そのあたりも、専門医と相談されると良いでしょう。

 
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日本人は胃の病気が多いため、発見されてから注目を集めているピロリ菌。
胃潰瘍や胃がんに関わる菌ではあるため、不安が煽られるような情報を見聞きすることもあると思います。
ピロリ菌に感染しているかの検査と除去は、必ずしなければならないものと決めつけてしまわず、ご自身の状況や体調を含めて、専門医と相談しながら判断されることをお勧めします。

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