高齢者の視力低下の原因と対策 そのポイントとは?

この記事は2分で読めます

歳を重ねるにつれて、身体の機能が衰えていくのは、つきものです。
視力の低下もその中のひとつ。
「見えているつもり」だけど「見えていない」ことによって、危険な目にあうこともあります。
そこで今回は、高齢者が視力低下する原因や、その対策などについてお伝えしていきます。

Sponsored Links

高齢者の視力低下の原因とは?

高齢者は、特に見えにくくなる特定の色があるそうです。

 

それが青色

 

紺と黒の見分けがつかなくなっていくのです。

 

なぜ、加齢によって青が見えにくくなるのか、その原因は次のようになります。

 

 

目の一番奥には、錐体細胞(すいたいさいぼう)という細胞があり、この細胞が色を感知し、見分ける働きをしているのだそうです。

 

錐体細胞は3種類あり、それぞれ、赤系の色を感知する細胞、緑系の色を感知する細胞、青系の色を感知する細胞なのだそう。

 

そして、私たちの目は、もともと青系の色を感知する錐体細胞が少なく、全体の5~10%くらいしかないとされています。

 

錐体細胞は、加齢によってその機能が低下していくのですが、もともと青系の色を感知する細胞が少ないうえに、さらに機能が低下していくので、青色が見えにくくなっていくということです。

 

 

さらにもう1つ原因があります。

 

錐体細胞の手前には水晶体という透明な部分があるのですが、水晶体は加齢によって黄色く濁っていくのだそうです。

 

黄色は青い光を通しにくいという性質があるため、ますます青色が見えにくくなっていくということです。

 

青色以外にも見えにくくなる色があり、特に、赤とオレンジ白と黄色は見分けがつかなくなっていくそうです。

Sponsored Links

高齢者の視力低下の対策のポイントは?

加齢によって視力(色覚)が低下していくことで起きやすい出来事には、次のようなものが挙げられます。

 

・階段の最後の1~2段を踏み外す

 

・コンロの青い火が実際よりも小さく見えることによって、服や髪に火が移る

 

・化粧が濃くなる

 

・靴下を色違いで履いてしまう

 

これらの対策のポイントは、部屋の明るさ(照明の色)です。

 

光の量が不足すると、色の見分けはつきにくくなるのだそう。

 

そこで、階段やキッチンなど、しっかりと色の見分けをしたい場所の照明は、昼光色の電球を使うと良いでしょう。

 

昼光色の電球は、青がかった白く明るい光のため、色を見分けるサポートになってくれます。

 

反対に電球色は、オレンジがかった暗めの光のため、色の見分けがつきにくくなります。

 

 

また、私たちは、10代・20代の頃のように見えていると思い込んでいる場合が多いのだそうです。

 

実際にはきちんと見えていないのに、見えているつもりになっていると、階段の踏み外しなどが、より起こりやすくなるのだとか。

 

「青系の色は見えにくくなっていく」と意識しておくことも大切ですね。

 

まとめ

加齢によって機能が低下した錐体細胞(色を感知する細胞)を治すことはできないそうです。

 

ただし、黄色く濁った水晶体は人工のレンズにすることができるのだそう。

 

それによって、ある程度は色を見分ける機能が戻ることが、期待できるそうです。

 

視力(色覚)の低下が気になる方は、一度、眼科で相談されるのも良いのではないでしょうか。

 

Sponsored Links

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事